くらし情報『故・大杉漣さんが演じた『教誨師』、受刑者や死刑囚を“償い”に導く仕事の重みと葛藤』

2021年6月9日 05:00

故・大杉漣さんが演じた『教誨師』、受刑者や死刑囚を“償い”に導く仕事の重みと葛藤

本当に反省し、きちんと自分の罪と向き合ったときにひとりではどうしたらいいのかわからなくなる。その手助けをしてくれるんです」

■罪と重荷と救いを。
更生への第一歩

犯罪加害者が唯一心を許せる存在となる教誨師。

日本基督教団教誨師会会長の加藤幹夫牧師が説明する。

「宗教教誨を訪れる人の多くは何らかの救いを求めています。自分を見つめなおしたい人、更生して新しい人生を生きたいと願う人もいます」

だが、強制ではないため、受刑者や死刑囚が自らの意思で足を運んでくるのを待つ。

「刑務所に入ってから宗教を知る人はたくさんいます。刑務所や拘置所は時間があるので、宗教的なものに触れる機会も多い。キリスト教なら聖書を読んだり、仏教なら写経をしたり。宗教の話を聞いてみたい、と訪れる人もいるのです」(加藤牧師)

なぜかキリスト教を希望する人は多い。特に一対一で話をする『個人教誨』は人気で1人あたり、5〜10分ほどしか時間が取れない刑務所もあるそうだ。

では、実際、現場で働く彼らは何を思うのか──。

僧侶のA住職。40年以上、拘置所などで受刑者や死刑囚と向き合ってきた。中には凶悪事件の加害者もいた。

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