くらし情報『認知症の人が「不可解な行動」をとるワケは? 悪化させないためのケア方法“3つの極意”』

2021年7月25日 08:00

認知症の人が「不可解な行動」をとるワケは? 悪化させないためのケア方法“3つの極意”

認知症の人が「不可解な行動」をとるワケは? 悪化させないためのケア方法“3つの極意”
『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』より/浅田アーサー
かつては「痴呆症」と呼ばれていた認知症。近年、発症のメカニズムや新薬の承認が話題に上っているが、いまだ特効薬はない。本人や家族は今も、さまざまな悩みに直面しているのが現状だ。

長年、認知症の予防やケアに携わってきた理学療法士の川畑智さんは、何よりも認知症の人の目には世界がどのように見えているかを、まわりが理解しようとしないことが問題だという。

「私はこれまで多くの認知症の方に接しながら、認知症の方はどんな気持ちでいるか、なんとか理解したいと考えてきました。そのなかで、認知症の方の目線に立てば、一見理解しがたい言動にも、その方なりの立派な理由があることがわかってきたのです」(川畑さん、以下同)

■認知症の人の世界を、わかりやすいマンガに

このような実体験をもとに、川畑さんが認知症の人の気持ちをわかりやすく紹介した著書が、『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界』だ。

この著書で川畑さんが強調するのは、本人は自身の症状に大きな不安を感じていること、そしてまわりの人が、その不安に寄り添うことの大切さだ。

「本人の“不安”がまわりに受け入れられないと、“不満”が生じ、不満が続くと“不信”に変わります。

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