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思わず誰かにLINEしたくなる! 知って楽しい、おもしろ雑学を2つ紹介。今回は、お寿司屋さんで使われる符丁の由来と「太平洋」と「大西洋」の漢字が違う理由について。
■お寿司屋さんの符丁の由来は屋台
【Q】お寿司屋さんでお茶のことをアガリというのはなぜ?
【A】食事の最後の“仕上がり”に飲むからアガリといいます。
寿司屋ではお茶のことをアガリというが、なぜ「アガリ」なのだろうか。
清水すしミュージアムの名誉館長の日比野光敏さんによると、「諸説ありますが、アガリという名前は仕上がりのお茶、つまり食事の最後に飲むお茶、ということからきています。実は飲むタイミングによってお茶の呼び方は違っていて、食事のはじめに飲むお茶のことは本来、デバナといいます」とのこと。
もともと最後に飲むお茶を意味していたが、いつからか、どのタイミングで飲むお茶もアガリと呼ぶように。
ちなみに、アガリに粉茶が使われるのは、寿司屋が江戸時代に屋台から始まったため。次から次に来る客に対応できるよう、熱湯でさっと溶ける粉茶が使われるようになったのだ。
ところで、寿司屋ではなぜアガリのように、客には意味がわかりにくい符丁が使われるのだろうか。
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