くらし情報『《愛知母子4人放火殺人事件》17年経っても犯人逮捕ならず、唯一生き残った夫が激白』

2021年9月9日 05:00

《愛知母子4人放火殺人事件》17年経っても犯人逮捕ならず、唯一生き残った夫が激白

その前夜に見た明るい夜空を、天海さんは今でもはっきりと覚えている。

「ものすごく月がきれいな空だったんです。ああ、うさぎさんがいるな。明日は正悟の誕生日だねって」

しかし、その日が正悟くんに訪れることはなかった。

「まだ子どもたちがこれからというときに夢も希望もすべて持っていかれた。犯人が捕まらないとこの子たちは浮かばれない。だから私も事件の原因を知る必要があります。じゃないと、あの世に行っても利代と子どもたちに会えない」

そんな思いとは裏腹に、犯人は一向に逮捕されない。子どもたちにも背中を押され、天海さんはメディアの取材も受けるようになり、街頭でちらし配りも始めた。事件発生から5年目には、愛知県警に要請して追悼式を行い、同年に入会した殺人事件被害者遺族の会「宙の会」(東京都)のメンバーとともに参列した。しかし、利代さんの夫はそこにいなかった。

「私が活動するので、妹の夫は出る幕がないと思っていると人づてに聞きました。温度差は感じています。3人の子どもの父親として、犯人検挙に向けた活動に命を懸けてほしい」

そう語る天海さんは、事件前の利代さんの様子について、複雑な事情を打ち明けた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2022 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.