くらし情報『「電話が鳴っても取れない」コロナ禍で人手不足にあえぐ『いのちの電話』の実情』

2021年9月22日 05:00

「電話が鳴っても取れない」コロナ禍で人手不足にあえぐ『いのちの電話』の実情

自殺者が増加に転じたのはリーマンショック後の’09年以来、11年ぶり。なかでも目立つのが若者や女性の自殺だ。

■SNSや動画など、相談・PRに工夫

「いのちの電話」では、若年層の相談を受け入れたい思いがあるが、広報や相談体制が課題だ。

「北海道」は、札幌市内を拠点に活動するロックバンド「ナイトdeライト」とコラボレーションして、若者向けのメッセージ動画を制作し、DVDを4000枚作り、全道の中学・高校に配布した。また、バンドのメンバーに牧師がいることから、全国のミッション系の学校にも配布。動画制作にはクラウドファンディングを利用、完成したDVDを返礼品として送った。提供された楽曲はユーチューブで公開している。

こうした取り組みが地元メディアで取り上げられ、その影響か、今年の相談員募集には例年より多い50人ほどの応募があった。

「20〜30代の応募者も10人ほどいました。若い世代がこれほど応募してくるのは極めて異例で、研修では雰囲気が違いますね」(北海道・事務局長の杉本さん)

いかに若年層に相談を意識してもらうか。「茨城」では今年5月からLINE相談を始めた。受付時間は、第5週を除く日曜日の午後4時~7時50分と、第2火曜日の正午~午後3時50分。

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