くらし情報『没後40年、“ごく普通の日常”をこよなく愛した「向田邦子さん」に学ぶ暮らしの味わい方』

2021年9月25日 13:00

没後40年、“ごく普通の日常”をこよなく愛した「向田邦子さん」に学ぶ暮らしの味わい方

高級品を使うのではなく、食器や調度品は“万一粗相をしても、その日一日気持ちの中で供養すればすむ”(『眼があう』より)程度の、財布に見合ったものを選ぶという美学も持っていました」(大江さん)。肩ひじを張らず身の回りを彩る軽やかな生き方は人生の指針に。

『向田邦子暮しの愉しみ』(新潮社)食器やインテリアなどあ向田邦子のライフスタイルを知る入門的1冊。

■距離の取り方

ソーシャルディスタンスが求められる昨今だが、「向田さんの人との距離感の取り方は勉強になります。例えば、実妹の和子さんが向田さんに相談事をしたときのこと。ずっとたわいもない話をしていたのに、外へ出て横断歩道を渡るときに一生忘れられないようなひと言をぽつんと言ったとか。自分の考えを押しつけず、愛情深く言葉を選び伝えていた人なのだと思う印象的なエピソードです」(大江さん)

『向田邦子の恋文』(向田和子著・新潮社)没後20年を経て公開された恋人との手紙のやりとり。向田邦子の愛情の深さを知る本。

■食いしん坊

「“水羊羹評論家”を自称し、水羊羹へのこだわりを書いたエッセイ『水羊羹』など、向田さんの食に対する探求心には感激します。

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