くらし情報『東京・中野区区役所の新庁舎から排除される「生活保護課」、差別はこうして作られる』

2021年9月16日 17:00

東京・中野区区役所の新庁舎から排除される「生活保護課」、差別はこうして作られる

東京都中野区区役所の新庁舎建設工事が着工したが、“炎上”している。生活困窮者に関わる部署である「生活保護課」だけが、新庁舎の基本設計から“排除”されたのだ。一体、なぜ?生活保護利用者を新庁舎に入れたくないから?差別は絶対に作ってはいけない。生活困窮者の支援を行う『つくろい東京ファンド』の小林美穂子氏がレポートする。

東京・中野区区役所の新庁舎から排除される「生活保護課」、差別はこうして作られる
東京都・中野区区役所
約3年後に完成を予定している、東京都の中野区区役所の新庁舎建設の実施設計が固まり、建設工事が着工した。予定通りに進めば、2024年2月竣工、5月開設となる。その新庁舎の設計が今、議会で大炎上している。

何が問題になっているのか。

新しい区役所の基本構想は「ワンストップ型サービスの構築」。これは利用者にはとてもありがたい。ではなぜ、炎上なのか。

それは、ワンストップが最も必要とされるであろう生活困窮者に関わる部署のうち、生活保護課だけが、外に出されることになったからだ。

■二転三転したこれまでの経緯

当初は既存の部署はすべてが新庁舎に入るはずだった。

約2年半もの時間と、議事録によれば9,000万円の予算(税金)をかけ、利便性や導線を追求したレイアウトが練られ、その時点では生活保護課の窓口は一階に設定されていた。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2021 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.