くらし情報『「入居者同士で性交」「認知症の男女が裸で…」高齢者施設で起きている性トラブルの実態』

2021年9月25日 06:00

「入居者同士で性交」「認知症の男女が裸で…」高齢者施設で起きている性トラブルの実態

そんな中山さんに加藤さんは好意を抱き、日頃から何かと話しかけて隣に座るなどしていた。施設の職員たちはそんな2人に気づいてはいたものの、親しい茶飲み友達のように楽しく過ごしている様子だったので、特に心配はしていなかった。そんななかで起きた事件だった。

最終的な施設の判断は、「家族には知らせない」。身寄りのない加藤さんには、本人への厳重注意を行ったが、中山さんについては本人が自覚しておらず、その後も加藤さんと親しく接していたため、わざわざ事を荒立てるようなことを夫に報告しても何にもならない。

かえって、高齢な中山さんの夫を傷つけ、心理的負担を与えることになるだけだからだ。もちろん、今後同じようなことがないよう注意は払うことになったものの、施設の職員たちの胸の内に収めるという結論に至った。

■どこまで立ち入るべきか……施設職員の葛藤

結城さんは、「性別を問わず、人は高齢になっても性欲がなくなるわけではありません。ご家族にとってはあまり認めたくない、知りたくないことかもしれませんが、現実として、性にまつわるトラブルは高齢者施設では日常的に起こっているのです」と話す。

「どう対応すべきか、施設職員は本当に困っています。

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