くらし情報『難病などで外出困難な人に出会いを、不登校だった研究者が生涯をかける「孤独の解消」』

2021年10月2日 13:00

難病などで外出困難な人に出会いを、不登校だった研究者が生涯をかける「孤独の解消」

難病などで外出困難な人に出会いを、不登校だった研究者が生涯をかける「孤独の解消」
ロボットコミュニケーター吉藤オリィさん撮影/齋藤周造
小学5年から中学2年までの3年半、不登校に苦しんだ。「居場所」をなくした少年は母親の言葉に救われ、ロボットに目覚める。科学の世界大会で栄冠に輝いた高校生のとき、高齢者からのSOSの電話で「孤独の解消」に生涯をかけようと決めた。取材中、「出会い」という言葉を何度も口にした研究者が叶えたかった“誰も除外されない世界”とは──。

■ロボットが働くカフェ

東京、日本橋の交差点。角に立つビルの1階におしゃれなカフェがある。

店の名は「分身ロボットカフェDAWN ver.β(ドーンバージョンベータ)」。木目調の内装、グリーンを多く配置した落ち着いた雰囲気の店内に入ると、大小さまざまなサイズのロボットと数人の店員が一緒に働く不思議な光景が目に飛び込んでくる。

8つあるテーブル席の卓上には片手で持てそうな白い小さなロボットが設置され、オーダーをとっていた。

「いらっしゃいませ。ご注文は何にいたしますか?」

丸みを帯びたフォルムのロボットから聞こえるのは、機械的な音声ではなく、人の声。それぞれのロボットを遠隔で操縦する“パイロット”が客との会話を楽しみながら接客を行っている。

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