くらし情報『夫の蒸発や男社会の逆風に負けず、地元・浅草を復活させた“凄女将”の「町おこし人生」』

2021年10月24日 11:00

夫の蒸発や男社会の逆風に負けず、地元・浅草を復活させた“凄女将”の「町おこし人生」

夫の蒸発や男社会の逆風に負けず、地元・浅草を復活させた“凄女将”の「町おこし人生」
冨永照子さん撮影/伊藤和幸
日本を代表する観光名所である東京・浅草。一時はゴーストタウンと呼ばれたこの街のため、半世紀以上にわたって尽くし、盛り上げ、復活へと導いてきた伝説の女将がいる。女だけの協同組合を立ち上げ、おかしいと思ったら相手が大臣でも直談判。夫の愛人の世話さえ惜しまない。名だたる財界人の信頼をつかみ、数々の事業を成し遂げてきた“粋”ざまに迫る!

■浅草・伝説の女将

「大役を引き受けることになりました」

岸田新政権の発足直後、そんな1本のメールが女将の元に届いた。そして次のように返信し、エールを送った。

「大役、けっこうです。次はあなたが総理になるんですよ!」

送信先は、新政権の主要ポストに抜擢された、ある大物政治家だった。

「本当にいろいろな大物にかわいがってもらいました。すべては『浅草おかみさん会』で取り組んできた町おこしが原点にあります。古い言葉で言うと郷土愛。それでここまでやってきました」

そう誇らしげに語るのは、東京・浅草にある手打ち蕎麦店『十和田』の女将、冨永照子さん(84)。協同組合・浅草おかみさん会の理事長でもある。

新型コロナ対応の緊急事態宣言が全面解除されたあとの10月4日夕。

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