くらし情報『《愛媛》父親を殴り殺した息子、今も殺害現場で暮らす母親は「悲しくない」と言い切った』

2021年10月24日 08:00

《愛媛》父親を殴り殺した息子、今も殺害現場で暮らす母親は「悲しくない」と言い切った

傍聴席には、同居している母親と別で暮らしている兄の姿。

罪状認否では、起訴内容をすべて認めた。この裁判では、事実関係に争いはなく、被告の量刑を決めることが目的である旨が述べられた。

事件は些細な父親の言葉が発端だった。

仕事が休みだったその日、昼頃から自室で飲酒していた真也被告を見咎め、「昼間から酒ばっかり飲みやがって!」と秀敏さんが叱ったという。それに激高した被告が秀敏さんを殴りつけ死亡させてしまったのだ。

これだけ聞けば、なんと短絡的でキレやすい息子なのだと誰もが思うだろう。しかも、死なせるまで殴るとは……と。ただ、真也被告がここまで激高したのには、当時の秀敏さんの生活スタイルと、金子家に長きにわたって重くのしかかっていた問題が関係していたのだ。

* * *

秀敏さんと妻が結婚したのは40年ほど前。秀敏さんは農協に勤務し、55歳で早期退職するまでトラブルもなく勤めあげた。仕事柄、秀敏さんは対人関係もうまくこなしていたという。一方で、家庭はというと寒々しい限りだった。

事件当時はフルタイムで介護職に就いていた妻だったが、若いころはパートでしか働くことを許されなかった。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2022 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.