さらに言えば「買い物頻度」の低いバターやしょうゆなどは高級品を買ったり、ストレスがたまっているならコンビニで衝動買いしたりといった、節約の点では常識の逆と思われるようなことをあえてしたほうが、満足感を得られて本当のコスパもアップ、節約のモチベーションが上がるという。
「無感動で我慢ばかりの長続きしない節約は1日も早くやめて、幸せ感のある節約ライフにぜひ切り替えてください」
山崎さんに教えてもらった「逆転節約術」をご紹介する。
■バターとしょうゆは高いモノを買う!
毎日食べるものは安いほうがいいと思い込んでいるが、ときにはこのルールからはずれてみよう。1回の消費量が少なくて長持ちし、買う頻度が低いものは、あえて高級品を買うのだ。例えばバターやしょうゆ。
1個約1500円のカルピスバターや特売品の2~3倍はする高級しょうゆは、いままでの“節約道”からは考えられない。でも、使いきるのに1か月半とか2か月かかるとすれば、1日あたりのコストはごくわずか。バターを60日間で消費するとしたら1回25円、これを6枚150円の食パンに塗れば1枚50円にもならない。
「食パンは安いものにして、それに高級バターを塗る。
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