一度試してもらうとわかりますが、驚きのうまさです。150円の菓子パンを食べるよりずっと安いのに、幸せ度はそれをはるかにしのぐ。しょうゆにしても、閉店前のスーパーでお刺身を半額でゲットして、高級しょうゆで食べれば、満足度は比べ物になりません」
節約しながら満足度の高い買い物をしようと思ったら、より重要なのは購入単価より1日あたりの単価なのだ。「買う頻度」に注目するという視点を持てば高い買い物もでき、楽しみながらの節約も実現できる。
■「今日のお買い得品」には手を出さない!
「今日のお買い得品!」というポップを見て、ラッキーとばかりにすぐにレジへ。この条件反射的な買い物は今すぐ見直そう。本当はそれほど安くないケースがあるからだ。
「その店の通常価格より30円とか50円くらいは安くなっているかもしれませんが、そもそもその店の通常価格が他店より高い場合も。たとえ値下げはされていても、結局はお得ではないことになります」
近隣のスーパーやドラッグストアは競合しながらも共存するため、商品ごとに得意分野のすみ分けがされている。商品によって最安値の店が違うので、「今日のお買い得品」が本当の安値とは限らない。
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