
吉沢亮
「パーの親友(ダチ)やられてんのに“愛美愛主(メビウス)”に日和(ひよ)ってる奴いる?」
暴走族『東京卍會(まんじかい)』の総長・マイキーこと佐野万次郎のかけ声で、対立する暴走族『愛美愛主』との抗争に向かっていく――。
いま大人気のマンガ『東京卍リベンジャーズ』の名シーンだ。
「’17年に連載が開始されて、現在も『週刊少年マガジン』で続いている作品です。うだつの上がらない26歳の主人公が、中学時代に交際していた彼女が『東京卍會』の抗争に巻き込まれて死亡したというニュースを目にして、ひょんなことから12年前の不良だった中学時代にタイムリープ。
未来を変えて彼女を救うべく、主人公自らが『東京卍會』で成り上がっていく物語で、’21年にはアニメ化、舞台化もされています」(マンガ編集者)
■大ヒットした実写版映画、続編も決定
今年7月には、実写版映画『東京リベンジャーズ』も公開された。
「実写映画版は、原作とは設定が変わっており、主人公の北村匠海さんがタイムリープした先が10年前の高校時代になりました。『東京卍會』の総長であるマイキー役を吉沢亮さんが、副総長役を山田裕貴さんが演じ、人気若手俳優が勢ぞろいしたことでも注目を集めましたね。
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