くらし情報『【秘話】中村吉右衛門さんの娘婿・尾上菊之助が叶えたかった「養子縁組」「復帰公演」』

2021年12月7日 16:00

【秘話】中村吉右衛門さんの娘婿・尾上菊之助が叶えたかった「養子縁組」「復帰公演」

吉右衛門さんは、芸一筋の孤高の役者。周囲と距離を置いて思い詰めることもある繊細な気質でした」(同・松竹関係者)

転機が訪れたのは、吉右衛門さんが17歳のとき。

■菊之助が準備していた恩返し

「’55年に東宝が松竹に対抗して“東宝歌舞伎”を立ち上げた。吉右衛門さんは’61年に実父や兄とともに東宝に移籍し、同じ舞台に立つことになったんです」(同・松竹関係者)

生家との距離が縮まる機会となったが、環境の激変に戸惑いを覚えるように。

「吉右衛門さんは、スタンダールの『赤と黒』や漫画『巨人の星』の星一徹役など、現代劇からミュージカルまで幅広く挑戦。でも、自分ではしっくりこなかったようです。一方、白鸚さんは現代劇でメキメキと頭角を現し、主演した『ラ・マンチャの男』は代表作になりました。吉右衛門さんは’74年に松竹に戻ります。出戻りということで冷遇されましたが、確かな芸が彼の評価を高めていきました」(同・松竹関係者)
その後も兄弟は、切磋琢磨しながら、高く険しい歌舞伎道を進み、ともになくてはならない存在になる。白鸚は、弟の早すぎる死を悼んだ。

「今、とても悲しいです。たった1人の弟ですから。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2022 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.