くらし情報『シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情』

2021年12月13日 12:00

シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情

海外からの導入も困難なため、飼育が取りやめになる可能性は高い」(平川動物公園)

すでに姿を消してしまった動物たちも少なくない。

《ゾウはいません》

大阪府大阪市の天王寺動物園には、そう書かれた掲示がある。2018年にアジアゾウが死んで以来、新たなゾウを入手できていない。2019年にはコアラもいなくなった。飼育されていた唯一の1頭が繁殖のため、イギリスの動物園へ渡ったのだ。

動物園という施設だけでなく、地域からいなくなった動物もいる。

2016年に福岡市動物園で、オスのニシゴリラが寿命を迎えた。これにより九州でゴリラを見ることはできなくなってしまった。

「とりわけ深刻な状況にあるのは大型の動物です」

そう指摘するのは、日本動物園水族館協会で専務理事を務める成島悦雄さんだ。

「例えばアフリカゾウ。協会が2011年に国内の動物園を調査した結果では、2010年時点で46頭いたものが2020年に21頭になり、2030年には7頭まで減ってしまうおそれがある。ゴリラも同様で、2010年には23頭いたニシゴリラは2030年に6頭にまで減ると予測しています」(成島さん、以下同)

こうした状況は水族館も例外ではない。

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