くらし情報『シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情』

2021年12月13日 12:00

シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情

1994年には122頭いたラッコは、国内での飼育数がわずか4頭にまで減った。イルカも数を減らしているという。

「ペンギンの一種は、10年以内に国内からいなくなる可能性もあります」

なぜ動物園から動物たちがいなくなってしまうのだろうか?その要因のひとつに、国際的な規制の存在がある。

■国際規制に高齢化という高いハードル

「絶滅のおそれがある動物は希少動物保護を目的とするワシントン条約によって、売買が禁じられています。そのためゾウやゴリラ、コアラなどの動物を海外から輸入することはできません。絶滅危惧種をまとめた“レッドリスト”に掲載される動物は、年々増えているのが現実。こうした事態は乱獲や温暖化、つまり人間の行動によって引き起こされています」

海外から購入できる動物であっても、新興国からの需要増により動物の価格が高騰、入手のハードルを一層押し上げている。

輸入できないとなれば、国内で繁殖を……と思ってしまうが、これも難しい。動物園にも高齢化の波が押し寄せ、天寿を全(まっと)うするケースが増えているからだ。

前述したラッコも高齢ゆえ繁殖が絶望視され、主な輸入元であるアメリカでは絶滅のおそれがあるとして、捕獲を規制している。

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