くらし情報『シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情』

2021年12月13日 12:00

シャンシャンだけじゃない!人気動物が次々と姿を消しつつある動物園・水族園の実情

財政状況が厳しくなれば真っ先に削られるのは動物園などの文化施設の管理運営に要する費用です。財政難に陥れば健全な運営は、さらに難しくなります。なかなか動物を確保できないし、お金もないし、少子化も進んでいるから、いっそ動物園を閉めてしまおうと考える自治体が出てきても不思議ではありません」(成島さん、以下同)

実際、コロナ禍では自治体の財政悪化に伴い、懐事情が厳しくなった動物園も珍しくない。京都市動物園では企業や生産者から、野菜や剪定(せんてい)した枝などをエサとして募るニュースが報じられ、衝撃を与えた。

■展示のあり方を考え直す機会

「そもそも日本の動物園は入園料が安すぎます。例えば、上野動物園は一般600円ですが、海外では2000~3000円が標準です。そうして集められた入園料や寄付金を投じて動物たちを繁殖し、もとの生息地に戻して、個体数を増やそうとする取り組みも行われています」

さまざまな問題を抱え、岐路に立たされている動物園。ただ、園側も手をこまねいているわけではない。繁殖のために、動物園や水族館同士で動物を無償で貸し借りする「ブリーディングローン」制度は全国に広がっている。また、動物たちの生態に合った飼育環境を整え、魅力を伝える展示を行うなど独自に工夫を凝らす動物園も多い。

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