くらし情報『死刑が執行された日「死刑囚の母」は何を思うか、賛成派・反対派それぞれの思い』

2021年12月25日 07:00

死刑が執行された日「死刑囚の母」は何を思うか、賛成派・反対派それぞれの思い

死刑が執行された日「死刑囚の母」は何を思うか、賛成派・反対派それぞれの思い
※写真はイメージです
先日、3人の死刑執行が発表された。岸田内閣のもとでは初となる。死刑について、「死刑囚の母」は何を思うのだろう。凶悪事件も含め、200件以上の殺人事件の加害者家族を支援してきたNPO法人『World Open Heart』理事長・阿部恭子さんが、賛成派・反対派、それぞれの母の思いを伝える。

■ある日突然、息子が家族3人を殺害

21日、法務省は3人の死刑囚の死刑を執行したと発表。2019年12月以来、2年ぶりの執行となったが、この報道に衝撃を受け、胸を痛めている女性がいる。

死刑囚の母親である。

「執行のニュースが流れる度、息子じゃないかと緊張が走ります……」

文子(仮名・60代)の息子・聡(仮名・30代)は、同居していた義母と妻子を殺害し、裁判員裁判で死刑判決が言い渡されていた。文子と家族は、死刑囚となった息子と10年以上面会を続けている。

「まさか、あの子が手の届かないところに行ってしまうなんて。幼いころを思い出すとまったく想像もできませんでした」

聡は前科・前歴もなく、剣道一筋の真面目な青年だった。聡が起こした事件に驚いていたのは家族だけではない。自衛隊員を経て、当時は土木作業員として勤務しており、勤務態度も良好で職場でも評判がよかった。

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