くらし情報『《猪苗代湖ボート事故》「気づかなかった」「同乗者への口止めは虚偽の報道」被告の主張』

2021年12月29日 05:30

《猪苗代湖ボート事故》「気づかなかった」「同乗者への口止めは虚偽の報道」被告の主張

《猪苗代湖ボート事故》「気づかなかった」「同乗者への口止めは虚偽の報道」被告の主張
福島地方裁判所
「被害に遭われたかたの大切な命を奪い、重大なケガをさせたことは、その通りで認めます。争いません。本当に申し訳ない気持ちで一杯です。被害者、遺族には深く謝罪をいたします」

証言台に立った被告は、あらかじめ準備しておいたメモを読み上げ、そして率直に謝罪した。

暮れも押し迫った12月27日、朝から降り積もった雪の中、福島地方裁判所の203号法廷(三浦隆昭裁判長)で、「猪苗代湖ボート事故」を起こした福島県いわき市の佐藤剛被告(44)に業務上過失致傷を問う初公判が開廷した。

■走り去った大型ボート

事故は昨年9月、福島県会津若松市の猪苗代湖で発生。男女4人が水上スキーの順番待ちをするために、ライフジャケットをつけて湖面に浮かんでいたところ、佐藤被告が運転する大型ボートが突っ込んだ。千葉県野田市の小学校3年生・豊田瑛太くん(当時8)が死亡したほか、その母親(36)ら2人が重傷を負う大惨事だった。

ところが、大型ボートはそのまま走り去ってしまう。当日は複数のボートが湖面を運航していて、目撃証言も曖昧だったことから、ボートの特定は難航した。

だが今年9月、福島県警はおよそ1年をかけてボートを特定。

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