
新型コロナウイルス、ワクチン接種の様子
オミクロン株の世界的感染拡大を受け、日本でも昨年12月より医療従事者を対象にした3度目のワクチン接種(ブースター接種)がスタートした。一般の人への接種時期の前倒しも検討されており、他国に比べて遅れているブースター接種を少しでも進めようと政府は躍起になっている。
一方で、1月11日には欧州連合(EU)の医薬品規制当局が「ブースター接種を頻繁に行うことで最終的には免疫力が低下するおそれがある」と警告を発した。
「ブースター接種は感染拡大を防ぐカギになる」とも「ワクチン接種は何度も繰り返すべきものではない」とも両極の意見が乱れ飛ぶなか、いざ自分に接種の順番が回ってきたときどうすればよいのか迷っている人も多いだろう。そこで週刊女性では、先行して3度目の接種が進む医療従事者を対象にブースター接種に関するアンケートを実施した。
まず、接種の意向について尋ねたところ、8割強の人が3度目の接種をすると回答。医療現場に携わる人たちの危機意識の高さが表れている一方、一部には接種しないという意見も。
■接種しないという意見も
「あれだけ強行接種をしたのに第6波がきたので、接種する意味を感じない」
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