とは別物だからだ。多目的トイレ不倫が不快だった人にとっては、まだまだ「許せない過去」なのだろう。
そんなわけで、前途多難な渡部。ただ、この「恥ずかしい過去」云々のインタビューはなかなか面白い。彼がなぜ、こうなってしまったのかという謎まで解けるのだ。
まず、この時点での彼は芸人として再ブレイク中だった。シャワー写真を撮ったころは、若さと勢いで注目された感じだったが、その後「スケジュールがガラ空き」の低迷期を経て、復活。グルメや高校野球などの「情報力」を武器に、ピンでの仕事も児嶋をはるかに上回るようになった。
それゆえ、シャワー写真のころの自分を「人生でいちばん調子に乗っていました」と振り返り、
「それにしても当時の僕は、この後の人生、いろんな波にもまれることをまだ全然わかってない顔してますね」
と、若気の至りとして笑っていたのである。
渡部が思う「芸人が輝く瞬間」
しかし、周知のとおり、彼はここからもっと調子に乗ることに。そして「波にもまれる」どころか、波にのみ込まれてしまうわけだ。
’17年に佐々木希(34)と結婚。MCとしても引っ張りだこになり、公私ともに絶頂期を迎えた。
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