くらし情報『コロナ禍で増加する“家なきオンナ”、公園で生活・SNSで他人にSOS、貧困にあえぐ女性たち』

2022年4月2日 07:00

コロナ禍で増加する“家なきオンナ”、公園で生活・SNSで他人にSOS、貧困にあえぐ女性たち

の担当者は話す。

「もやい」が毎週土曜日に都庁下で行っている、食料品配布会場に実際に足を運んでみると─。確かに女性の姿が目立つ。なかには、冷え込む寒さの中、幼い子どもを2人連れて長時間列に並ぶ女性も。

「コロナ前は配布会場に来る女性は全体の5%ほどでしたが、現在では3倍ほどに増えました」(自立生活サポートセンター「もやい」)。

家を失った女性たちは路上生活に限らず、ネットカフェやファストフード店、友人宅や作業員宿舎などで寝泊する。

男性よりも深刻な女性の貧困

「家なきオンナ」を生み出すもっとも大きな理由は、貧困。しかも同じ貧困とはいっても、女性にとってその状況は男性以上に深刻だ。

そもそも男性と女性では収入に大きな格差がある。国税庁が公表した「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、男性の平均年収532万円に対し、女性は293万円。わずかに半分を超える55%でしかない。

このひとつの原因となっているのは、女性の雇用形態の約半分が非正規雇用であること。「令和2年における非正規雇用労働者の割合」を見ると、女性は54・4%で男性の22・2%と比べると3倍に近い。社会的に女性の役割と考えられがちな出産や子育てなどのせいで、正規雇用で働き続けるのが簡単ではないという状況がまだまだ続いている。

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