67歳で取得した国家資格の公認心理師は、独立して働くうえで役立っています。おかげさまで仕事は順調で、収入は会社員時代の倍以上に。何歳から挑戦しても遅くはないと実感しています。
60代ならではのお金になる資格ランキング
高村さんおすすめのお金になる資格を紹介。60代ならではの人間力を活かせる資格のうち、収入はおこづかい程度でも取得しやすいものから、ハードルは高いけれどガッツリ稼げるものまで、難易度や需要の高さなどを総合的に判断して順位付けしている。自分に合った資格を賢く選んで、余裕のある老後を送りたい。
【1位】葬祭ディレクター数万円の資格手当がオイシイ
厚生労働省認定の民間資格。葬儀に関する相談、会場設営、ご遺体の搬送、通夜と葬式の進行など葬儀に関わる業務全般を行う。葬祭業界で実務経験を積み、葬祭ディレクター技能検査に合格すると取得できる。
2級は個人葬に関する一般的な知識と技能が問われる。コロナ禍で規模は縮小傾向ではあるものの、葬儀のスタイルは多様化しており、注目される資格だ。
「超高齢化が進む中、葬儀業界は今後もマーケットが広がる業界です。葬儀への参列や親の看取りなどの経験がある人は、遺族や参列者の気持ちに寄り添った対応や丁寧な気遣いができ、強みになると思います」
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