くらし情報『【独自】生活保護利用者にコロナ陰性証明を要求した、狭山市福祉事務所の呆れた「人権感覚」』

2022年5月20日 11:00

【独自】生活保護利用者にコロナ陰性証明を要求した、狭山市福祉事務所の呆れた「人権感覚」

目次

・陰性証明を持って来なければ保護費は渡せません
・質問状を無視する狭山市の意味不明な無敵さ
・狭山福祉事務所のお粗末すぎる言い訳
・狭山市役所の職員が罹患した場合は?
・福祉事務所の対応改善を願う
【独自】生活保護利用者にコロナ陰性証明を要求した、狭山市福祉事務所の呆れた「人権感覚」
狭山市役所。生活保護を利用するAさんへの対応に問題はなかったのだろうか(筆者撮影)
生活保護を利用している埼玉県狭山市に在住するAさんは、コロナに感染するも無事に回復し、病院と保健所から「もう大丈夫」とお墨付きをもらったが、狭山市福祉事務所だけはそれを許さなかった。感染から1か月以上が経過した保護費の支給日に、Aさんのもとに入った1本の電話から始まった“差別”とも言える狭山市の対応。残された音声データをもとに、Aさん、埼玉県庁福祉部生活福祉課担当者、狭山市福祉課課長に取材をした、生活困窮者の支援活動を行う『つくろい東京ファンド』の小林美穂子氏によるレポート。

Aさん(40代)は、去年の10月にそれまで働いていた仕事を解雇された。寮暮らしだったので、仕事と同時に家も失い、やがて所持金も尽きたことから、生活困窮者支援団体であるNPO法人サマリア(以下サマリア)のシェルターに身を寄せ、狭山市で生活保護を利用していた。

退職に至るまでのハラスメントやトラブルにより、体調も悪く、眠れない日が続いていた。

2022年2月4日の生活保護支給日。いつになく体調が悪く感じられたが、保護費を受け取るために狭山市福祉事務所に赴いた。

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