くらし情報『役人や若者にも立ち向かう覚悟、出所者の再出発を支援する“3婆”の「強い信念」』

2022年5月21日 13:00

役人や若者にも立ち向かう覚悟、出所者の再出発を支援する“3婆”の「強い信念」

目次

・「止まり木」は異色の存在
・母親に売春を強要された女性
・役人、若者にも立ち向かう覚悟
・息子が世話になって支援を決意
・“探偵ごっこ”で徹底捜索
・出所者への根強い差別と偏見
・専門家につなぐための対話
・「何とか立ち直らせたい」
役人や若者にも立ち向かう覚悟、出所者の再出発を支援する“3婆”の「強い信念」
中心メンバーの大塩幸子さん(中央)、岡野美千代さん(左)、大久保さん(右)。“3婆”と自称している撮影/伊藤和幸
保護観察所の役人相手でも、若い男性入所者でも、間違っていると思えば、ケンカも辞さない。「自立準備ホーム香川止まり木」代表の大塩幸子さんは、預かった入所者たちを支える自立準備ホームの応援団長のような頼もしい存在だ。熱い思いを持つ“3婆”を中心に職業、人柄、特技、資格が異なるスタッフらが連携。複雑な事情を背負う人々の再出発を後押ししてきた。たとえ裏切られても、粘り強く活動を続けるスタッフたちには、それぞれに、出所者支援と向き合える理由や強い信念があったーー。

「止まり木」は異色の存在

「わぁ、お久しぶり~。ちゃんと生活できてる?」

香川県高松市にある「自立準備ホーム香川止まり木」。ここは刑務所などから出所したばかりの人が自立を目指す期間、一時的に入所できる施設だ。

代表の大塩幸子さん(75)は、元入所者の村松さん(仮名)に会うと、顔をほころばせて明るく声をかけた。

50代の村松さんは傷害罪で1年2か月服役していた。物腰もやわらかで暴力をふるうような人には見えないが、相手の挑発に耐えかね、やり返してしまったという。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
YouTube
YouTube
上へ戻る

Copyright © 1997-2022 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.