くらし情報『《親の介護と看取り・真矢ミキ編》自分の行動が認知症を加速させたと自責に、後悔しない介護とは』

2022年5月24日 08:00

《親の介護と看取り・真矢ミキ編》自分の行動が認知症を加速させたと自責に、後悔しない介護とは

大腿骨頸部の骨折をきっかけに、母を高齢者施設に預けることを決意する。自宅を空ける時間が長く、1人でうまく歩けない母のお手洗いが心配だったため“よかれ”と思って決めたことだった。

しかし、あるとき施設を訪ねると自分のことを忘れてしまった母がいた。娘である真矢のことを自分の妹の名前で呼ぶ母。それまでの大切な家族との時間が消えてしまったような感覚に陥り、施設からの帰り道、気づけば何時間も歩いていたという真矢。当時のインタビューには、施設に入って“生きた会話”が減り、認知症を加速させてしまったのではと悔やむような言葉も並んだ。

やはり、後悔をなくすためには、無理をしても在宅で見続けたほうがよいのだろうか。介護者の支援を行っているNPO法人「UPTREE」代表の阿久津美栄子さんは、スタッフの数が限られている施設では、密なコミュニケーションを取りづらく認知症を早める可能性は高いとしながらも、“介護のプロに任せるのは当たり前の選択肢だと割り切るべき”とアドバイスする。

「在宅で親と密接な関係を保つことはよいことばかりではありません。逆にその負担で親子関係を破綻させてしまうこともあります。介護保険制度ができて20年を過ぎた今、介護は“社会で担う”時代だという感覚が必要。

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