
植田圭輔撮影/北村史成
「外に行きたいと全然思わないんですよ。太陽のまぶしさが苦手だから目が開けづらかったりするし。でも舞台の照明は平気で、直で見てもまぶしくない」
という舞台の申し子のような植田圭輔が、『ワールドトリガー the Stage』大規模侵攻編に空閑遊真役で出演する。昨年11月に第1弾が上演され、大好評を受けての第2弾だ。
「決まってすごくうれしかったです。原作ではその先に長いストーリーがあっても、お客さんに続きを見たいと思ってもらえないと上演できない。だから恵まれた作品だなと思います」
原作は近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦う組織“ボーダー”を描いたSFアクション。遊真はネイバーでありながらボーダーの一員として戦う15歳の少年だ。見た目はかわいらしいが、戦闘能力や判断力が非常に高く、他人の嘘を見抜く能力がある。加えて好き嫌いがはっきりしていたり、飄々としていて意外と好戦的だったりと、ギャップ萌え確実だ。
「近いと思うところは、僕も何となく人の嘘がわかるというか。“今度メシ行きましょう”と誘って“行こう”と言われても、いや行こうと思ってないやん、みたいなことを感じたりするので。
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