
水道水で15秒手洗いするだけで(写真はイメージです)
梅雨明けとともに連続の猛暑日が続き、最高気温が40℃を超える地域も。そんな中で、高齢者や子どもはとくに注意したいのが熱中症。何か良い予防策はないものかと探していたところ、「手のひらには体温を調節する特別な血管があります」と専門家。手洗いだけで暑さ対策になるというから、耳よりな話ーー。
今年は例年よりも気温が高くなると予想され、室内外で熱中症の危険が高まる。
熱中症は、体内の水分と塩分のバランスが崩れることや高温多湿な環境に置かれることで、体温管理機能がうまく働かなくなり、さまざまな症状が生じる状態のこと。暑いなか、立ちくらみや筋肉痛に近い症状を感じたら、軽度熱中症を疑いが。症状が進んでいくと、頭痛や吐き気、倦怠感などが表れ、重症になると意識障害やけいれんが起こることもある。そして、最悪の場合、死に至る。
「手洗い」で深部体温をぐっと下げる効果が
熱中症にかからないために大切なのは体の温度を上げないこと。そのためには、体を冷やすことが効果的だ。
冷やす部位は首や足の付け根といった血流の大きなところ。そして「手のひらがおすすめです」
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