くらし情報『行動遺伝学でわかった教育の新常識「やりぬく力だけでは学力は伸びない」』

2017年4月2日 20:00

行動遺伝学でわかった教育の新常識「やりぬく力だけでは学力は伸びない」

遺伝の研究により「子どもの学力は親から受け継がれた遺伝子の影響を大きく受ける」ことが判明した。ならば努力は無意味なのだろうか。これまでの教育の常識が変わろうとしている。

■日本人に“やりぬく力”は必要なし!?

最近、成功のカギは “やりぬく力” だとハウツー本が出版されるほど話題だが、

「多くのデータで、かなり幼いときに意識的にお金と時間と手間ひまをかけて環境を作ってあげないと成果が出にくいとされています。しかも、こうした力を身につけたとしても、それが学力に反映することは少ないともいわれています」

そう説明するのは、行動遺伝学(※下に解説あり)と教育心理学が専門の慶應義塾大学・安藤寿康教授。

では、子どもにまじめに勉強に取り組む態度を身につけさせるにはどうすればいい?

「安心してください、日本はもともとまじめな人が多い文化ですから(笑)。過度に勉強を強いることのほうが逆効果ともいえます」(安藤先生、以下同)

■勉強は努力で何とかなるものではない!?

「スポーツや芸術と違って、学校の成績は努力した分だけ成果が出ると思っていませんか?そうではないんです。どんな能力も、才能(遺伝)

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