くらし情報『「お前を殺すか、一生忘れられぬ快楽を与える」文豪に学ぶ、直球ラブレター講座』

2017年4月1日 21:15

「お前を殺すか、一生忘れられぬ快楽を与える」文豪に学ぶ、直球ラブレター講座

メールが主流の時代になったが、やはり直筆の手紙にはかなわない。ラブレターから暑中見舞いまで、相手の心を動かす手紙術を芥川龍之介北原白秋などの文豪から学んでみた。

「拝啓に始まり、時候の挨拶うんぬんという堅苦しい形式がよく使われていますよね?あれに違和感を覚えたんです。文章は書き出しから自分の世界が始まるのに、他人が作った形式で書くというのは納得がいかない」

そう話すのは、生活手紙文研究家の中川越さん(62)。

手紙の形式を100年以上たどる研究を始め、例文集の中で出会ったのが夏目漱石島崎藤村の手紙だったという。

「お前を殺すか、一生忘れられぬ快楽を与える」文豪に学ぶ、直球ラブレター講座
生活手紙文研究家の中川越さん
「あ、おもしろい!と思いました。形式にとらわれず、実にその人らしい手紙。文豪たちの書簡集を見てみると、 “こういうふうに書いていいんだ” という発見の連続でした。通底するのは相手に対する敬意を入れていること。『拝啓、敬具』を使わなくても、文を敬意でサンドイッチにするのが手紙の基本ですね」

中川さんに、いい手紙の条件を聞いてみると、

「作品の感想をくれた友人への漱石の礼状に《実は嬉しいから(あなたの手紙を)二遍繰り返して読みました》とあった。

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