2018年9月7日 16:00
村上世彰が実際にやっていた!「数字に強くなる家族ゲーム」
も設立し、引き続き社会貢献活動を行っている。
“誰よりもお金に詳しいと自負している”と著書でも語る村上さんは、次世代を生きる子どもたちに向けた「お金が集まる人生ルール」として、まず「お金に縛られない」ことを挙げる。
「お金と上手に付き合うということは、一定の収入の中で、いかに無駄遣いを減らし、自分の幸せのために使えるかということ。“お金に縛られない”ように努力することが、もっとも大事です」(村上さん・以下同)
そして、次に挙げるのが「数字に強くなるため、値札は必ず見る」こと。
「お金と上手に付き合うためにもうひとつ大事なことは、“数字に強くなる”ことです」
スーパーで買い物をするとき、前年は1匹100円でサンマが買えたのに、今年は1匹300円になっていたとする。
「まず値段がなぜ上がったのかを考えること。産地が違うのか、見た目はどう違うか、もし昨年と比べて痩せているのに300円だったら、なぜそれだけ高くなっているのか」
ただ“高さ”や“安さ”に飛びつくのではなく、しっかりとその値段がついている理由に思いをめぐらせてみよう。「サンマの場合は“漁獲量が少なかったから供給不足により高くなった”と考えるのが妥当ですが、ふだんから商品やサービスにつく値段について、世の中の仕組みやお金の流れを“分析する”クセをつけましょう」