2018年10月9日 16:00
お金持ちになるためには「光熱費」を削ろうと努力するな!
固定金利で購入するのがよさそうです」(加谷さん・以下同)
■人が「買いたい」家を買う
「家の購入は一生に1度だろうと、自分の趣味に合わせて、かなり凝ったカスタマイズをする人がいます。しかし近年、そのような住宅に対して『買い手がつかないなら市場価値がない』と、銀行が判断してしまう風潮にあります。銀行にそう判断されてしまうと、住宅ローンも条件が厳しくなり、いざ売ることになってもまったく買い手がつかない、という事態に……。住宅を購入するときには『おおむねいくらで売れるか、買い手はつくのか』ということを考えて購入すべきです」
■光熱費を削ろうと努力しない
「家計全体で考えれば、交際費などと比較しても、光熱費は大きな数字にはなりません。ここをケチるのは、それほど効率的ではないですし、冷暖房やリビングの電気などを使わない生活は、精神的にもよくありませんよね。しかし、電気代を努力なしに、年間で2万~3万円ほどコストダウンする方法があります。それは、窓を二重窓にしたり、断熱材を使ってリフォームするなどして、家の中の温度を外気温で左右されないようにすること。初期費用はかかりますが、自然災害によって電気・ガスなどのインフラが止まったときの対策にもなります」