くらし情報『LGBT当事者教授が語る「生きづらさはいつも政治が作ってきた」』

2018年10月19日 11:00

LGBT当事者教授が語る「生きづらさはいつも政治が作ってきた」

政治学やフェミニズムを学ばなければ、私は本当に自殺していたかもしれません。それまでは、こんな世の中で大人として生きる自分を想像できなかったから。

鈴木:社会の理解がないから制度が作れない、と言う方がいますが、それは逆です。制度ができれば、人は変わっていく。実際に、同性パートナーシップ制度が導入された札幌では、「これでようやく正々堂々と人に言えます」と喜んでいた同性愛の人の親御さんがいました。

岡野:制度は万能ではないかもしれないけど、何かあったときに守ってくれますからね。

鈴木:すでに、世界25カ国では、同性婚という制度がありますが、なにかマイナスなことが起きているのか、反対する人はもっと勉強すべきだと思いますね。ハッピーなことしか、起きていませんよ。
要するに、いままで結婚できなかった人ができるようになっただけです。異性愛者の家族にはなんの影響もないんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.