くらし情報『安藤和津語る「母の壮絶介護」…娘・サクラに起きた“事件”』

2018年10月25日 16:00

安藤和津語る「母の壮絶介護」…娘・サクラに起きた“事件”

介護首は、いまも完治していません」(安藤さん・以下同)

母・昌子さんは26歳で安藤さんを出産し、シングルマザーとして、東京で料亭を経営していた。

「母は気丈な人でしたが、60代後半から病的なほど激しい気性になり、暴れるようになった。ズボンやストッキングが『うまく脱げない』とイライラしてハサミで刻んでしまったり、リモコンを投げつけて壊すのも日常茶飯事で」

孫の桃子さんやサクラさんが連れてきた友人を見て、「ずいぶんと太ったコね」などと口にしてしまう。さらには得意だったはずの料理の味つけが明らかにおかしくなった。サクラさんが中1の2学期には、こんな事件も――。

「母が毎日、娘につくっていたお弁当を、私にもその日、持たせてくれました。しかしお昼に蓋を開けると、ほうれん草のしらすあえは腐っていて、しらすはカビだらけ……。帰宅したサクラに聞くと、『おばあちゃまがつくったお弁当、最近いつも腐っていて、味もヘン。
雑巾を絞った手で、おにぎりを握っているの』と、我慢していたものを吐き出すように、大粒の涙をボロボロ流したんです……」
ついには、生理用品を手に下半身裸のままヨチヨチ歩いてきて、「ねえ、これ替えて」。

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