くらし情報『退職金や墓じまい、「プロ」に任せるなら誰に相談すべき?』

2018年11月7日 11:00

退職金や墓じまい、「プロ」に任せるなら誰に相談すべき?

しかし、なかには事務的に進められ、自分の思いとはかけ離れた遺言になってしまう場合もある。

「後悔しないためにも、行政書士や司法書士、弁護士に遺言作成(10万円前後〜)を依頼するのも、1つの方法です」(勝さん)

認知症などによって財産の適切な管理ができなくなった場合、お金の管理、介護状況や介護施設の選定などを請け負う成年後見人に任せる人も多い。

「こちらは弁護士やリーガルサポート(成年後見センター)所属の司法書士だと相談しやすいでしょう。地域包括支援センターに相談すると紹介してくれると思います。成年後見人の費用は月1〜5万円です」(岡部さん)

■遺産相続

遺産相続の最大の山場は、遺産分割協議書に、当事者全員が署名押印をすること。通常、依頼先は司法書士や弁護士だ。

「ごく一般的な家庭では30万円ほどが相場でしょう。親族間に争いがあったり、連絡がつかないほど疎遠になっていたり、感情的なもつれがあって相続放棄するなど複雑なケースは、基本料金に、財産が500万円以上の場合はその1%を加算していくと費用設定していることも。
トラブルがないよう、費用の確認は忘れずに」(岡部さん)

■墓じまい

遠方にある親の墓を閉じて、近所の墓地や納骨堂に合祀したいというニーズは高い。

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