くらし情報『デヴィ夫人語る『女性自身』との60年「袈裟斬りにされた(笑)」』

2018年12月6日 11:00

デヴィ夫人語る『女性自身』との60年「袈裟斬りにされた(笑)」

デヴィ夫人語る『女性自身』との60年「袈裟斬りにされた(笑)」


創刊60周年の節目の年を迎えた『女性自身』。60年にわたる歴史のなかで、華やかに誌面を飾ってくれたスターや、女性の新しい生き方を提示してくれた有名人を再訪。“『女性自身』と私”の思い出を語ってもらいました!

「『女性自身』は、私と一緒に育ったようなものです。東京生まれの私は、東京タワーが建設されるのを見て育ちましたが、その完成が’58年、つまり『女性自身』の創刊の年。そして私が、インドネシアを初めて訪問したのが翌年ですから。あのころ、大統領夫人となった私が雑誌に出ると、売れたんです。それにしても、週刊誌には、ずいぶんいろいろなことを書かれましたね。私は外国にいるので、書かれ放題。
まるで、辻斬り強盗に遭ったみたいに、真っ暗闇のなかで後ろから袈裟斬りにされたようなこともありました(笑)」

創刊当時から現在まで、幾度となく本誌に登場してくれているデヴィ夫人(78)が、インドネシアのスカルノ大統領と結婚し、インドネシア国籍となったのが’62年。一般市民から、突然、大統領夫人になるというシンデレラストーリーに日本中が沸いたが、デヴィ夫人自身は、秘めた覚悟を持っての結婚だったと語る。

「私が大統領夫人になったと実感したのは、外国で飛行機を降りると、空港に赤いじゅうたんが敷きつめてあり、お迎えの人たちが行列をなしているのを見た瞬間。

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