2019年1月10日 13:56
「キスシーンは絶対NO!」の俳優、仕事を失っても譲れない信念とは
米国時間6日、ゴールデン・グローブ賞のアフターパーティに出席したマクドノー夫妻(写真:Richard Shotwell/Invision/AP/アフロ)
撮影の際にNG項目を設けている俳優は少なくない。ヌードになるシーンや特定の役柄、はたまた特定の共演者など、その内容は多岐にわたるが、ニール・マクドノー(52)はどんなことがあってもキスだけはできないと公言している珍しい俳優だ。
マクドノーといえば、『デスパレートな妻たち』シーズン5で務めたデイヴ・ウィリアムズ役が印象的だ。イーディの新しい夫として登場し、愛想は良いがどこか不気味な物語のキーパーソンを見事に演じていた。しかし作中、イーディとデイヴは新婚であるにもかかわらず、ベッドシーンはおろか、キスシーンも描かれなかった。そこには、マクドノーの曲げられない信念が通底していた。
出演契約を結ぶ際、マクドノーは制作者のマーク・チェリーにはっきりと「ご存じだと思いますが、僕は誰ともキスをしません」と告げたという。
チェリーは面食らったように「え?でも、『デスパレートな妻たち』だぞ!」と迫ったが、マクドノーは「知っています」とあっさり返答。