くらし情報『老後は年金だけで暮らせる!荻原博子語る「年金UP術」』

2019年1月25日 16:00

老後は年金だけで暮らせる!荻原博子語る「年金UP術」

付加年金分の保険料総額は、400円×12カ月×20年間=9万6,000円です。

年金をもらうときには、200円×12カ月×20年間=4万8,000円が毎年、国民年金に加算されます。毎月の年金額にするとわずか月4,000円ですが、月400円の付加年金保険料からすると10倍です。

付加年金でもらえる年金額は、保険料を払う月数に比例しますから、できるだけ早く手続きすることをお勧めします。

さらに、付加年金の上乗せは一生続きます。先の40歳で付加年金を始めた方は、年金をもらい始めて2年たつと、付加年金分として4万8,000円×2年間=9万6,000円受け取れ、支払った保険料の元が取れます。3年目以降はずっと“もらい得”が続くことになります。

女性の平均寿命は87.26歳です(’17年・厚生労働省)。
88歳まで生きた方がもらえる付加年金は、23年間で約110万円。払った保険料を差し引くと約100万円お得です。

これは1人分ですから、国民年金夫婦の方は、ぜひ夫婦2人そろって早めに手続きしてください。

■年金の繰下げ受給

年金は、国民年金も厚生年金も、65歳からの支給が原則です。

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