2019年2月1日 11:00
道端アンジェリカ語る過酷減量の代償「生理7年来なかった」
当時は体重という数字に取りつかれ、毎日10km以上走って、ご飯もろくに食べてなかった。毎朝体重計に乗って、『今日は1kg痩せた』『今日は0.3kg増えちゃった』と一喜一憂。痩せていたころの写真をいま見ると、骨ばっていて美しくないと分かるんですけど、そのときは気づかなかった。生理も7年間来ませんでした。でも『毎月の煩わしいものがなくなってちょっとラッキー』とすら思ってしまっていて、いま考えるととても恐ろしい状態だったんだなってぞっとしています」
そんな彼女の転機となったのは、突然の骨折だった。
「数カ月の入院を余儀なくされたことで、ようやく自分と向き合う時間ができたんですよね。お見舞いに来てくれた人に『あんなに運動してたのに、できなくて辛いでしょ?』と言われましたが、内心すごくホッとしていたんです。『もうダイエットしなくていいんだ』って。
『これを機に自分の体に向き合おう』と思えました。それ以来、体重が増えるのも怖くなくなりましたね」
妊娠・出産を経て変化した、ダイエットに対する価値観。彼女はいまの11kg増の産後ボディが愛おしくて仕方がないという――。
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