くらし情報『5人を知る辻仁成が語る「嵐ロスの乗り越え方」(JINSEIのスパイス!第17回)』

2019年2月12日 17:00

5人を知る辻仁成が語る「嵐ロスの乗り越え方」(JINSEIのスパイス!第17回)

嵐の5人が人間として大きな門出に立ったことをきっとファンの人なら理解できます。でも、寂しいのも当然。いつもそこにいた人たちが旅に出てしまったのですから、よく分かります。

ところで私、嵐の小説を書いたことがあるんですよ。だから、その辺のおじさんよりはずっと嵐のことを知っているという自負もあります(笑)。タイトルは『去年と違う夏』(非売品)。もともとはメンバー5人が“嵐ではない別の人生”を演じたauのCMが話題になり、その小説版を私が書き下ろすことになったんです。当時はauのサイト上で公開されていました。
’09年にauショップで無料配布された小説の冊子は50万部以上刷ったそうですが、一瞬でなくなったらしいです。櫻井翔さん編が「ぼくはぼくの人形ケースに戻る」、松本潤さん編が「サボテンの心」、大野智さん編が「太陽の下で会いたいな」、二宮和也さん編が「どんなにアドリブをいれても」、相葉雅紀さん編が「遠くの空は晴れている」でした。5人それぞれを主人公にした物語ですが、僕なりに彼らをイメージして書かせていただきました。いまから思えば、この『去年と違う夏』というタイトルは、彼らの未来を予言するものだったのかもしれません。

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