2019年3月6日 15:38
野良猫に噛まれた女性 病院で542万円を請求される事態に
動揺してしまったのでしばらく座って心を落ち着けてから病院に確認したところ、『ええ、それで間違いありません』と」
KHNによると、狂犬病免疫グロブリンの薬価は1ミリリットルあたり361.26ドル(約40,380円)だという。12ミリリットルであれば4,335ドル(約484,500円)で収まるはずだ。それが一体なぜ10倍以上もの価格に跳ね上がったのだろうか。
マリナーズ病院のスポークスパーソンを務めるドリ・アルバレズ氏がKHNに語ったところによると、この薬の定価は2018年9月22日に変更され、パーカーさんが治療を受けたのは、病院が新しい価格を患者への請求に反映させた後だったという。当時、病院はこの薬2ミリリットルあたり7,737ドル(約865,000円)を請求していた。しかしその2カ月後、病院は2ミリリットルあたり1,650ドル(約184,000円)に大幅値下げ。アルバレズ氏は、なぜ価格がこのように乱高下するに至ったかについてはコメントしていない。幸いなことにパーカーさんの夫が連邦政府職員だったため、アメリカ郵政職員労働組合の保険が適用され、支払いは4,191ドル(約468,600円)