くらし情報『長生きリスクも!「自宅を担保に老後資金」メリットデメリット』

2019年4月6日 11:00

長生きリスクも!「自宅を担保に老後資金」メリットデメリット

によると、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)は、実収入が1カ月平均20万9,198円。それに対して、月々の支出は26万3,717円(消費支出23万5,477円+税金・社会保険料等2万8,240円)。月間収支は5万4,519円の不足となる。つまり年金収入だけでは、年間で約65万円も赤字が出る計算だ。

「不足分は働くか、預金などを取り崩すしかありません。一方、60代以上の持ち家率は、8割を超えています。預金が底をつきかけているのに、家だけ残っているという例は多くあるのです。かつては、自宅を売却するか、貸し出すことでしか、お金を捻出することができなかったのが、リバースモーゲージの普及で、第三の選択肢が生まれました」(豊田さん・以下同)

長年親しんだ生活環境に愛着を持っている人も多いだろう。
自宅の売却や貸し出しは、引っ越しを求められるが、リバースモーゲージは住んだまま、“自宅を現金化”できる。シニア世帯にとってはありがたい制度だ。また、住宅ローンの返済に活用することもできる。「繰上げ返済なしで、70歳になっても働きながら住宅ローンを払い続けていた人が、リバースモーゲージを利用して住宅ローンを一括返済。

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