くらし情報『自宅を売っても住み続けられる「リースバック」は10年まで』

2019年4月6日 11:00

自宅を売っても住み続けられる「リースバック」は10年まで

原則一戸建てで、評価額2,000万円以上の不動産に限定している銀行も多い。また、銀行は最終的に不動産を売却することで貸出金を回収しようとするので、買い手が付きづらい地方の不動産は対象外であることも多い。

老後の大きな助けとなるリバースモーゲージ。だが、デメリットももちろんある。

「お金を借りられる上限額は担保評価額の50~70%です。さらに、担保評価額は、市場で流通している不動産価格よりも安いのが一般的。考えていたよりも、借りられるお金が少ないということはよくあります」

また、不動産の評価額や金利は定期的に見直されるので、当初の見込みよりも、貸付限度額が下がったり、利率が上がったりすることがありえるということだ。

自宅に住み続けながら資金を得る別の方法もある。
「リースバック」という制度だ。

「これは自宅をリースバック会社へ売って、その売却代金を受け取る。そして、リース契約を結び、買い主に家賃を支払って、そのまま自宅に住み続ける仕組みです。売却するので所有権はなくなりますが、売却代金は一時金として支払われ、使途は問われません」

対象年齢、所得条件は特になく、マンションなどでも利用できるのが利点だ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.