くらし情報『「日本の介護は世界一!」学びに来る外国人技能実習生たち』

2019年5月18日 16:00

「日本の介護は世界一!」学びに来る外国人技能実習生たち

を立ち上げ、定期的に開催し続けている。国内外の福祉事業者や日本人、外国人双方の介護従事者が集い、それぞれが実感している課題について意見を交換する。

張さんの思いはただ一つ。誰でも働きやすい、グローバルな環境を整えることだ。

今年4月、改正入管法が施行された。改正前、日本で働く外国人はおよそ146万人。それが今回の改正で、この先5年間でさらに最大34.5万人を受け入れるとしている。介護現場にも国は今後、新たに5万~6万人の外国人人材を投入できると見込んでいるが……。


厚生労働省は、団塊の世代全員が後期高齢者となる’25年、介護の現場は約34万人もの人手が足りなくなると推計している。

「まるで足りないというのが実情でしょう。本格的に介護現場で働き始めた技能実習生などの外国人に、これから先もより多く、そして、少しでも長く働いてもらうためにも、継続的な支援が重要です」

張さんはこう力を込める。

しかし、慢性的な人手不足に加え、給与水準だってお世辞にも高いとは言えない介護職……どこか、つらい仕事の穴埋めを外国人に押しつけているという、ただただ虫のいい話に思えて、日本人としてどうにも気がひける。

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