2019年5月17日 23:11
幻冬舎社長 実売晒し謝罪するも非難止まず…不買宣言する人も
こうした見城氏の“実売部数晒し”に多くの作家たちがTwitterで苦言を呈した。たとえば高橋源一郎氏(68)は17日、こうつづった。
《見城さん、出版社のトップとして、これはないよ。本が売れなかったら「あなたの本は売れないからうちでは扱わない」と当人にいえばいいだけ。それで文句をいう著者はいない。でも「個人情報」を晒して「この人の本は売れませんよ」と触れ回るなんて作家に最低限のリスペクトがあるとできないはずだが》
同投稿は大きな反響を呼び、1日たらずで1万回以上のリツイートと1万6,000回の“いいね”を記録。また『マチネの終わりに』などを著している平野啓一郎氏(43)も17日に《やり過ぎだろう。見るに耐えない》と投稿している。
騒動が広がるなか見城氏は17日、Twitterを更新。前述のツイートを削除し《編集担当者がどれだけの情熱で会社を説得し、出版に漕ぎ着けているかということをわかっていただきたく実売部数をツイートしましたが、本来書くべきことではなかったと反省しています。そのツイートは削除いたしました。申し訳ありませんでした》と投稿した。
しかし見城氏が謝罪した後も、非難の声は止まない。