くらし情報『還付金、改元詐欺…巧妙化する“昼下がりのトラブル”実例』

2019年5月24日 11:00

還付金、改元詐欺…巧妙化する“昼下がりのトラブル”実例

【点検商法】狙われているのは“水回り”と“家の強度”

家の外壁や床下のシロアリの点検をするからなどといった口実で訪問してくるのが典型的なやり口。「屋根の瓦が傾いています。地震が来たら崩れますよ」などと不安をあおり、高額な工事の契約を迫る。

「すぐに直さないと危ないと思われがちな、水回りや家の強度に関する箇所を狙います。とくに地震や災害の後はこの手の詐欺が増えるので注意」(藤本弁護士・以下同)

【還付金詐欺】“お役所仕事”に電話手続きはありえない

医療費の過払い金があるなどと電話で嘘を言い、ATMで還付金受け取りの手続きを指示するが、実際は詐欺グループの口座にお金を振り込ませる手口。

「そもそも公的な機関での手続きは、役所に出向いて必要な書類をそろえ、ハンコを押してと手のかかるもの。電話とATMだけで簡単に還付金を受け取れることはありません」

【元号詐欺】銀行員は小口の取引でわざわざ家まで来ない

「改元に伴い、キャッシュカードの交換が必要。今から担当の者を向かわせます」と銀行協会を名乗る人間から電話があり、実際に家にやってくる。
言われるがまま通帳とカード、暗証番号まで渡したら最後、口座の預金は詐欺師のものに。

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