くらし情報『「特殊詐欺」から身を守るには“専門用語知ったフリ”が有効』

2019年5月24日 11:00

「特殊詐欺」から身を守るには“専門用語知ったフリ”が有効

実際、銀行員を装い高齢の女性宅を訪れた詐欺師が、見破られて警察に通報、逮捕されたケースもあります」

■“法律”に通じているフリだけでも効果あり

悪質な勧誘や違法行為を防止する特定商取引法は、詐欺師がもっとも恐れるもの。少しでも知識を持っておけば、詐欺から身を守る大きな助けとなる。

「たとえば契約書面において、クーリング・オフについての事項は赤枠の中に赤字で、しかも一定以上の大きさで記載しなければならないと定められています。これが守られていない契約書の場合、クーリング・オフ期間の8日を過ぎていても契約解除ができます。たとえ細かい法律に通じていなくても大丈夫。最低限の専門用語を口にするだけでも、詐欺師にとっては『面倒くさい相手』として警戒されるので、その時点でターゲットから外される可能性が高くなります。市民向けの勉強会などで法律の本格的な知識を身につければ、さらに安全性は高くなるでしょう」

あやしい相手を見破る眼力と、詐欺師をひるませる最低限の法律知識さえ身につければ、簡単にはだまされない!

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