くらし情報『エンタなお坊さまが登壇!“法話のグランプリ”が面白すぎた』

2019年6月15日 11:00

エンタなお坊さまが登壇!“法話のグランプリ”が面白すぎた

エンタなお坊さまが登壇!“法話のグランプリ”が面白すぎた


6月2日、須磨寺(神戸市須磨区)で開催された「H1法話グランプリ」(以下、H1)。H1では宗派を超えて自薦、他薦で募った7組8人のお坊さんが参加し、持ち時間10分の中で、それぞれが趣向を凝らした法話を披露。それを聞いた観客と審査員が、1人3票ずつ投票。もっとも票が集まったお坊さんがグランプリとなる、まさに法話のコンテストだ。

「決して各宗派の優劣や、法話の良しあしを決める大会ではありません。『もう一度会いたいお坊さん』を選ぶイベントなんです」

そう話すのは、実行委員長を務める小池陽人さん(真言宗須磨寺派・須磨寺副住職)。もともとは、栃木県の若手僧侶らが研鑽のために実施していたH1。小池さんがそれにならい、昨年11月、地元の兵庫県で開催し、話題を呼んだ。


「次はいろんな宗派のお坊さんを集めて開催したい、と思い今回のために声をかけたのですが、そもそも仏教には『人と比べてはいけない』という大切な教えがある。そう説いている側が、こういう大会でグランプリを決めていいのか、と最初は反対されましたね」

しかし、若い世代の仏教や寺離れに対する危機感を持っていた小池さんは、その熱意を各宗派に訴え続けた。

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