2019年6月18日 19:54
自称大富豪が9.7億円で殺人を依頼 18歳女子が親友を殺害
エクルートナ川上流のエクルートナ湖(写真:Howie Garber/Danita Delimont/アフロ)
米アラスカ州アンカレッジで、18歳の女子学生が親友を殺害した罪で裁判にかけられたことをFOXら複数の海外メディアが報じている。
報道によると、被告のデナリ・ブレマー(18)は、ネット上で「タイラー」と名乗る自称富豪に取引を持ちかけられたという。
「900万ドル(約9億7,480万円)支払うから誰かを殺し、殺害の様子を動画と写真に撮って送ってほしい」
とメッセージを受け、ブレマーは親友のシンシア・ホフマンさん(19)をターゲットに選んだ。ホフマンさんの遺体は今月4日、エクルートナ川沿いの土手で見つかったという。
裁判では、ブレマーの計画的な犯行の一部始終が明らかとなった。まず、ブレマーは高額な報酬を提示し、実行部隊としてケイデン・マッキントッシュ(16)とケイレブ・レイランド(19)を雇った。殺害当日、ブレマーはホフマンさんを誘い出し、レイランドが借りたトラックでエクルートナ川沿いへハイキングへ。サンダーバードの滝の近くでトラックを止め、ホフマンさんの手足と顔にダクトテープを巻き、マッキントッシュが背後から彼女の頭を銃で撃ち抜いた。